3歳からイギリスで社交ダンスを始めたことを機に、5歳からバレエ、タップ、ジャズなどを習い始める。9歳から2年間、ロンドンの名門、Royal Balletでトレーニングをし、中学校・高等学校はロンドンのSylvia Young Theatre Schoolという舞台芸術専門学校に入学。学生時にCM、映画(ハリーポッター)、ミュージカルに出演。その他にもスイス、オランダ、ベルギーでもパフォーマンスを重ね、16歳でダンスの指導資格を取得し、イギリスでダンスの教師と振付師として働く。そして、2018年4月にYTJに入社し現在、スタジオマネージャーを勤めつつ、ジャパンダンスユースフェスティバル(JYDF)のプロジェクトマネージャーとしても活躍している。
―YTJに入社しようと思ったきっかけから教えてください!
3歳からダンスをやっているんですが、16歳の時に怪我をしてしまい、ダンサーではなくて先生を目指していました。
ただ、日本に来てから、ダンスを教えるだけではなく、初めてのことを沢山経験できるYTJを知って、素敵だなと思いました。普通はダンスだけでやっていこうと思うと、フリーランスだから、安定して働けないのですが、YTJでは安定して仕事ができて、自分に足りない部分が成長できるので、入社したいと思いました。
―実際に働いてみて、よかったと思うことは何ですか?
いっぱいありますね・・・笑
16歳からアルバイトとしてダンスの先生をやっていたので、インストラクター業務は問題なかったんですが、スタジオマネージャーとか、プロジェクトマネージャーなど、マネージャー業務は初めての経験だったので、挑戦し、成長できて、嬉しいと感じました。
JYDF*という、4000名が参加するようなイベントをマネジメントしたり、直接社外の人とやりとりすることで、自分の名前も知ってもらえて、コネクションもつくれました。25歳ではできないことを経験できたのが良かったと思っています。
そもそも、お金がないと大きなことはできないと思うんです。例えば、スタジオマネージャーという業務は、自分のスタジオという責任とやりがいを感じられるけど、何かあった時に助け合える。スキルアップしながら、会社のリソースや周りの助けを借りて、成長していける、というのが良いなと思います。
―では、逆に大変なところはありますか?
大変なところは、・・・(熟考)
最初入った時は、外国人なので、日本の文化に慣れるまでは不安でした。リラックスして出勤ができなくて、仕事来る時、レッスン始まる前、夜でも「おはようございます」と言うところとか、スタッフに会ったとき、「お疲れ様です」「お先に失礼します」という挨拶とか、今は自然に言えますが、やっぱり変な感じがします。笑
あと、最初は、小さなMTGでも発言が難しかったんですが、間違いをしてしまったとき、「やってしまったことは悪いことじゃないけど、次から意識してね。」など、優しく指導してもらえる環境だったので、今は大きな会議でも、安心して発言できていると感じます。
―周りの人たちに支えられて仕事ができているんですね!ではそんな環境で、今はどんな目標を持って仕事をしていますか?
やっぱり自分のスタジオを育てていく、というのをやりたい気持ちがあります。今任されているスタジオもだんだん良くなっている実感があって、自信につながります。
あと、メンバーに「成長しよう」と語りかけているのに、自分はしていない。というのはよくないと思うので、自分のスキルアップも大事にしたいと思っていて、例えば歌はあんまり経験がないので、もっと歌唱ができるスタッフから学んだり、自信をもって歌唱担当できるようになりたいと思っています。
―では最後に、YTJについて、YTJで働く事について、何でも一言お願いします!
YTJは全国的にリーチがあると、フルタイムスタッフになるまでは知りませんでした。
例えば、JYDF*のプロジェクトをやっていて、元YTJメンバーで、今はオーストラリアにいるという人など全国からの参加者がいると知り、すごいと思っています。
任される仕事が大きく、本当にやりがいが持てます。成長していなかったら生活がつまらなくなるし、周りの人から「頑張って失敗したのであれば怒ったりしない」など、優しい言葉をもらえたり、サポートしてもらえる環境なので、リラックスして色んな仕事にチャレンジできています。