おはようございます。
僕は、この週末、wordplayの本番対応で、
ゲネや本番、バックステージなどの特典映像/広報用の映像撮影に入らせていただきました。
去年は別の公演の本番対応に入っていたため、今年、実は初めてwordplayの生のパフォーマンスを見ることができました。
舞台袖で撮影しながら、出演者のメンバーたちが、
観客の方々に思いっきりの笑顔と歌声、
身体を大きく使ったパフォーマンスを見て心が震えました。
この子たちはきっと未来をもっと明るくしてくれる、本当にキラキラした子たちだと心から感じました!✨
またwordplayの作品自体も老若男女楽しめて、大人にとっても「学び」の多い素敵な作品✨だと改めて感じました。
この場ではそんな「学び」について常日頃、自分なりに意識/感じていることを少し共有できればなと思います。
wordplayなどのミュージカル作品も然りですが、
制作者 が 観客(見る・聞く・使う人)に感じてほしい/学んでほしいと意図して作ったこと以上に、
作品に限らず日常のどんなものでも、自分なりの「感性」や「視点」によってさまざまな「学び」を引き出すことができるなぁと日々感じています。
僕個人のことをお話しすると
職業病なのですが、趣味の映画鑑賞をする際には作品をシンプルに楽しむのはもちろんなのですが、
頭の隅で「自身の編集スキルを進化させたい」と"意識"しながら、カメラアングルや見え方の構成、光・色・音の使い方、映像の切り替わりなどを見ていたり…
街を歩いている時、電車に乗っている時などでふと見たポスターの 文字のフォントの使い方や配置・配色などを見て、自分が「うわ!めっちゃいい!これ!」と感じ「学んだ」ものを、自分なりに分解/解釈し、スキルに落とし込み、YTJやe-Theatreでのデザインや映像作品等を作成する際に還元したいと思って取り組んでいます。
僕と似たような感性や視点で「学び」を得ている方もいればもちろん全く違った観点で学んでいる方もいらっしゃると思います。
そんな日常の中で自然と使っている"「学び」を引き出す力"をYTJメンバーやスタッフの皆さんと一緒にYTJでのレッスンでも活かし、各プロジェクトやe-Theatreの映像から「公演(アウトプット)に向けての練習」としてコンテンツに取り組むだけでなく、そこから何を学ぶか・何を引き出すかという視点で、取り組んでいきたいなぁと考えています。
例えば、ふとやってみようと思ったコンテンツが、海外アーティストが教えてくれるある楽曲の振付レクチャー映像だとします。
その中で
「振付を完璧に覚えて踊れるようになる」ということを目標としたらその目標を達成したらそのコンテンツは終わってしまいますが、
もう1つの目標として
「この映像から振付の他に自分のスキルに直結することを5つ見つけ習得する」と設定したとしたら、
・振付で用いられるステップの習得
・振付で用いられる身体の軸の使い方
・リズムの取り方/使い方
・自身の振付の発想の仕方のヒント
・アーティストが話す英語を字幕を見ずに理解できるように知らない英単語を覚える
など。。
振付をマスターする以外に、視点を少し変えて「意識」しながら受講するだけで、
永続的に自分のスキルとして用いられるものを「学ぶ」機会となり、
1つのコンテンツから120%にも!150%にも!いくつにでも!「学び」を引き上げることができます。
「学び」を引き出す"吸引力"は、「意識すること」でいくらでも強くでき得られるものを効率的に最大化させることができる。
メンバーには限られた時間の中で
1つのコンテンツに対してさまざまな視点で「学ぶ」ことを「意識」して取り組み、「自主的」に自分の可能性を引き伸ばせる"限界"知らずの人に!
スタッフにはメンバーにとっての学びを最大化させるような
"導く"人になってほしい/なりたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!