人生初の歌舞伎

運営本部
2021-10-27

先日、大阪松竹座へ人生初の歌舞伎を観に行ってきました!。
高校時代の講師の方が十月花形歌舞伎「GOEMON 石川五右衛門」の弦楽四重奏の監修をされていることをきっかけに、
歌舞伎なのに弦楽四重奏??フラメンコ??
伝統芸能ということで難しいかな…など、
様々な疑問や不安、期待を膨らませ足を運びました。

正直な感想は、「考えていたより歌舞伎って面白い!」でした!!
初めての歌舞伎観劇だったので、歌舞伎の中にフラメンコが取り入れられるとはどんな演目なんだろう、
と不思議で仕方がなかったのですが、フラメンコ融合のストーリーは違和感がなく、
感情表現が豊かなフラメンコだからこそ、同じ振付でも踊る人によって個性が表れるんだなと思いました!!

フラメンコシーンでのカンテの歌詞はスペイン語なので歌詞の内容がわからないのですが、
言語で考えない分、伴奏の音色や声音、表情、仕草などの表現が際立って感じることができました。

片岡愛之助さんの演じる、五右衛門の迫力にはテンションが上がって、鷹に乗り去るときは思わず手を振ってしまいました。。
シーンによっての豪奢な衣装や、舞台装置や主要登場人物を支える脇を固める役者さんや裏方さんたちが垣間見えたり、
やっぱり自分が実際に足を運んで観に行くのが良いなと改めて思いました。

このGOEMONでは、歌舞伎だけでなく日舞、フラメンコ、三味線、ギター、長唄など
いろいろな芸事が堪能でき、一つの道を究めた人たちが一つの舞台を介して
観ることができる作品は自分にとって本当に贅沢な時間でした。
片岡愛之助さんはフラメンコ。
今井翼さんは歌舞伎役者。
と、互いに普段とは違う異種の表現ができるその強い感性に感動し
今井翼さんに至っては、歌舞伎役者もやりつつカンテも唄いあげ、表現力の幅の広さもさることながら、
それぞれの特徴を壊さずに今井翼さんらしく生かして、
クオリティも落とさず表現することができるのはすごいなぁ、と思いました。
初めての歌舞伎、フラメンコ、クラシック音楽の融合などとても贅沢な時間を過ごすことができ、
自分にとって凄く刺激のある休日でした!



以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。