再出発!

企画本部
荒川理央
2022-04-07

先日、育休から復帰しました荒川理央です!

YTJに出会ったのは丸9年前(今年で10年目?!びっくり!)関東へ初進出の時でした。当時私はオーストラリア、カナダで散々遊んだ後帰国し、小学校の先生になりたくて、働きながら学ぶため、通信制の大学に入ったところで、アルバイトを探していました。

「教育に関わる仕事がしたいな。」「英語が使えるといいな。」「役者をかじってたから、エンタメ系もいいな。」え!全部あるじゃん!

YTJに英語指導のアルバイトとして、オープニングスタッフで入社しました。一番最初の業務は藤沢スタジオのオープン日、床と鏡を設置する仕事。と中々パンチの効いた仕事だったことはどうしても忘れられません。

1年半後くらいで、YTJにフルコミットしたいと思いなおし、大学を辞め、フルタイムに登用していただきました。最初はメンバー係(今のインフォメーション企画グループ)からスタート。その後、制作企画(今の企画グループ)とスタジオマネージャーを兼任。人事労務への異動を経験し、今改めて企画として再出発しています。

そもそも、YTJにコミットしたいと思ったのは、その基本理念が自分のやりたいことと一致していたからです。

カナダで、児童英語指導の民間資格をとるために、現地のチャータースクールで研修を受けたのですが、そこのカリキュラムがかなり独特&自由でして、衝撃を受けました。簡単に言うと、完全プロジェクトベースの授業で、自分で目標を設定し、自分でカリキュラムを立てて勉強していくというものです。

例えば、A君は英語、B君は算数を、同じ教室の隣同士の机で、あーでもない、こーでもないとお互いに指摘しながら、おしゃべりしながら取り組むのです。

時々、先生から「はい!今英語やってる人来てー!」とか声をかけられるので、進捗を報告したり確認し合い、新しい課題を先生から受け取り、また自分の班に持ち帰って、相談しながら取り組む。そんな内容です。

なので、教室の中はだいぶ騒がしいのですが、みんなとても意欲的に取り組んでいて、学ぶことを本当に楽しんでいる様子でした。私自身は、学校は嫌いではなかったのですが、”勉強”の面白さを見いだせず、(本を読んだり、何かを知るのは好きでしたが、全員で机に座って、面白くもない話をただ聞いて、黒板に書かれていることを書き写すというのが苦痛でした)なるべく避けて生きてきた学生生活だったので、「あ、勉強って、私が経験したスタイルだけじゃないんだ」と、当たり前のことを知り、とてもワクワクしました。

日本でも、もっと柔軟に遊ぶように学べたら、なんて幸せなんだろう。と感じたことがきっかけで、帰国したら教育に関わりたい。と思ったのでした。

その後、出会ったのがYTJです。エンタメを通して、メンバーは本当に多くのことを学んでいます。ダンスや歌、英語を学ぶだけではなく、チームワークとは?自主性とは?リーダーシップとは?フォロワーシップとは?と、沢山の物事の本質を学べる機会があります。

勿論、それ自体を学ぶことが目的なのではなく「素晴らしい公演を通して、若者たちとのパートナーシップの力を国内外問わず、社会に発信していくこと」がYTJの活動目的です。しかしその過程でメンバーが得るものは、きっと未来の日本の力になるはず!

そんなこんな大きなことを志しながら、YTJが良い企業として存続していけるように、これまで頑張ってきまして、子育てを機に1年お休みをいただき、先日、YTJでの勤務が再スタートしました。

1年育休で休んだことは、私にとっては+になりました。今まで見えなかった、もしくは避けていたことを見ようと思えるきっかけになりました。新しい環境の中、新たな気持ちを持って、次のステージ、メンバー、YTJ、スタッフ、社会のためになることを考えながら、頑張っていきたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。